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***堕散る(おちる)***
第37章 step37 三十一段目 地上階2F
帰って夕飯の支度を始める。海老や野菜を切るところから一緒にやった。
出来ない部分があるときも離れず後ろからハグしていた。
「ハルト…そんなにくっついたら…」
「料理出来ない?」
「だって、ハルト…」
「仕方ないよ、ルリとくっついたら、こうなっちゃうんだから…」
硬さを増した切っ先でルリの尻を撫でるようにしていたら、ルリは恥ずかしがっていた。
sexそのものの繋がりもいいが、こうして肌を合わせるだけでもいい。
人との肌の接触が苦手だった俺も、ルリ限定で変わっていく。
ルリが天ぷらを揚げ始めたので、隣に移動して出来上がったものを上げていく手伝いをした。
だが、空いている左手は、ルリの腰を擦り、エプロンを捲り、柔らかい尻肉を手のひらで堪能する。
すべすべしたキメの細かい肌触り、しっとりと張りのある感触を味わっていた。
「もうハルトったら、危ないっ…」
「ルリと離れられないってことを体現してるだけだから…」
「…っ」
ルリが桜色に染まっていく。
全ての具材を揚げ、最後がかき揚げだった。
衣にまぶした空豆とシラスの塊をおたまに取って静かに落としていく。