この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第39章 step39 三十三段目 屋上へ

「ほら、開けてみるよ。」

飯合の蓋を二人で覗いて開ける。

「ピカピカ光ってますね。」

「おっ、カニの穴が出来てる。」

「何ですか?それ。」

「この穴、水と火加減がいいと出来る、美味しく出来た証拠だって。」

「へぇ…楽しみですね。でもこれにぴよちゃんの産みたて卵を掛けたら美味しいかなって…」

「おう、そうだな。帰ったら早速やってみよう。」

「ふふっ、いいですね。」

しばらく眺めていたご飯をよそって、カレーを掛ける。

「意外とスムーズに出来上がったな。」

「そうですね。いただきます。」

「ん…んまぃっ…なんかご飯の味が違うな。」

「炭の香りが移るんでしょうか、香ばしくて甘いですね。」

「カレーも、んまぃっ…」

「火力が強いからでしょうか、本当に美味しいですね。」

「やっぱり、頻繁にベランダでバーベキューだな。」

平日のキャンプ場は空いていて少し寂しかったけど、自画自賛でカレーライスを食べた。

「ハルト、ご飯が周りに貼り付いちゃってますね。」

「おこげって言って美味いらしいよ。」

剥がして食べると香ばしくてまた美味しかった。

「カレー、ずいぶん多かったですね。」

「これは明日の朝の」
/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ