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***堕散る(おちる)***
第10章 step10四段目…視覚(3)
荒い息をしながら、2つの穴の出入りを噛みしめて味わうルリ。

下に尖らせた乳首を摘まんでやる。

抽挿のスピードを上げ、珠を引く。
自身の根元を握り掻き回す。

ルリは喘ぎっぱなしになる。

ガチャッ…

事務所のドアが勢いよく開けられ、

「坊主居るかぁ〜?」

恰幅のよい60近い男が扇子でパタパタ仰ぎながら、入ってきた。

「おやっさん?」

俺は喋りながらも抽挿を続けていた。

「いやぁ〜」

ルリも気づいたが、手を付いていて、体勢を変えられない。

「坊主〜取り込み中だったか。」

男は、突き出た腹をさすりながら、そのまま部屋に入ってきた。

「ハルトぉ…やめてっ」

「ワシぁ〜気にせんし、構わん構わん。」

男は、扇子をパタパタしたまま、ごく普通に部屋を歩き回る。

「おやっさん、悪いけど、途中でやめられるもんでもなくて…」

俺はゆっくり腰を動かしながら話す。

「いや…いやぁ」

ルリは首を振っている。

男は、ルリが机に脱ぎちらしたセーラーを扇子で指す。

「また、ずいぶん若い娘、手に入れたなぁ。」

ンン…ッフ…

ルリは懸命に声を殺す。

男はルリの隣まで来てしゃがみ、ルリの顔を覗く。
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