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***堕散る(おちる)***
第3章 step3初めの一歩
たぶん、気持ちいいとか、わからないうちに、彼氏はワタシの中に入ってきた。
痛いのを我慢して彼にしがみつく。
『ルリ初めてなの?』と聞かれたと思う。
彼氏が達したあと、親の帰りを気にしてそそくさと着替えた。
今から思えば、あれは何だったんだろう。
あの時は、これで彼氏とひとつになれた。と思っていたけれど…
「ルリ、自分を大事にしろよ。盗みなんかしたらだめだろ。」
男の声に現実に戻される。
男はポンポンとワタシの頭を撫でる。
男が立ち上がり、またワタシは温もりが去るのを寂しいと感じた。
「ルリちょっと待ってて…」
男はロープを机に結んで、苦笑いする。
「ちょっと処理してくるから、ルリ見てたら反応しちゃって。」
俺はトランクスの上から自身を擦る。
ルリの視線がソコにくる。
「あぁ、もう辛い。」
「苦しいんですか?」
「ちょっと手伝ってくれる?ルリ…」
ルリの手を取り自身に触れさせる。
「ほら、パンパン。」
手を重ね誘導しながらルリに自身を擦らせる。
「あっ…」
一度は手を引っ込めたルリだったが、もう一度導くとたどたどしく擦る。
ビクンッ…