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***堕散る(おちる)***
第11章 step11五段目…視覚(4)
「ンア…イクゥ…もう死んでもいぃ〜」

ルリがピーンと張りつめて起き上がる、そこを突き上げれば、ブルブルと震えて落ちる。

ゥアアー

押し寄せる渦のようなうねりを押し分けて、最奥に弾けさせる。

ドクッ、ドクッ、

互いの脈動が互いを刺激して、反応を返す。

ドサリ…

ルリが全ての機能を停止させて崩れ落ちた。

後始末をして、ルリをベッドの真ん中まで引き上げる、俺も限界で隣に雪崩れ込むように横になる。

ルリの荒い息遣いが寝息に変わる。
ルリを抱き締めて俺も目を閉じた。


激しいハルトに攻められて、敏感な部分が苦痛を訴える…反射的な拒否も許してくれない。

ワタシはベッドに括りつけられてしまう。
もうイキタクナイ…それでも与えられる苦痛。

ハルトが痛みを知らない天国に連れて行くと言うけど、この苦痛から逃して欲しい。
気が狂いそうなほどの苦痛、訳がわからなくなる。どこから変わったのか、ワタシはふわふわとした快楽を覚え始めた後、記憶がない…

ふわり…宙に浮くような快感、息苦しくなり、既にハルトがワタシのナカにいるのに気づく…
気持ちいい…全てが気持ちいい…

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