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***堕散る(おちる)***
第11章 step11五段目…視覚(4)
ルリが桜色になったところで、白いドレスを着せる。
ボートネックで肩を結び、シンプルなロングのセミフレアー
ブラの首の紐も黒髪に隠れてしまうから、清楚でシンプルなドレスにしか見えない。
それに桜色のエナメルのミュールを用意した。

ルリを玄関の姿見に連れて行く。

「ほら、純白のドレスの下に、あんなエロい下着隠れてるなんてわからないだろ?」

ルリはコクリと頷いた。
俺は薄いグレーのスーツを着て

「出かけるよ」

ルリの手を引き、駐車場にいく、エスコートして助手席に座らせた。

「ハルト、車運転するんですね…」

ルリは驚いていた。

ハルトからのプレゼントを断るなんて出来なかった。
ハルトが喜び、お尻と胸に触れてから、ワタシはまた熱を帯びていた。

ドレスは素敵で下着が透けることもないので安心したけど、お尻に直に触れるドレス、歩く度に揺れて擦れる乳首…自分でも…張っているのがわかる。

ハルトが車を運転するイメージがなかったので驚いた。ワタシはあまり車に乗ったことがないし、助手席に座るのは嬉しいけど緊張する。

車が動き出す。
やはり緊張する。

「ルリ、もしかして、車あまり乗ったことない?」
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