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***堕散る(おちる)***
第16章 step16十段目…二人きりの休日
そういって、ソファーから立ち上がり居なくなってしまう。

ワタシは材料を並べだした。

中華サラダにしようと、鍋に湯を沸かし薄焼き卵を作り始める。

ハルトがソファーで買い物袋を開け包みを開いている。

分かれて買い物した時のかな…

卵を返しながらソファーを見る。
ワタシの視線に気付き、包みを隠してしまうので、料理に集中した。

「火傷したら困るから、」

気配もなく後ろから抱き締められる。
肩紐を結び、腰紐を結んでいるハルト…
桜色のエプロンがワタシにつけられていた。

隠れていないお尻を撫でられる。

「むしろハルトの悪戯の方が危ないと思います。」

「ちょっとだけだから…」

どこまでが、ちょっとか、わからないけど、ハルトはエプロンの上から、乳房をヤワヤワ触れたり、裾のヒラヒラのレースを捲って、脚を撫でたりしてくる。

アタシは平静を装い、料理に集中した。

ん〜やっぱ裸エプロンてエロいなぁ〜

また独り言…

「見てていい?」

「どうぞ…」

子供か弟がいたらこんななんだろうか…

ハルトはチョロチョロ、アタシの周りを動き、覗いてくる。

しばらくすると、

「これは何?
何になるの?」

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