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***堕散る(おちる)***
第16章 step16十段目…二人きりの休日
画面のワタシがハルトに口づけしている…
ようやく探り当て、ハルトにたどり着けたのだ。

ハルトの唇、舌、その時の感覚が鮮明に呼び覚まされる…

ハルトはずっとワタシの肩を撫でたり、髪を弄っている。

ハルトを覗いたけど、食い入るように画面を見ている。

画面のワタシはハルトを貪るような口づけをしている…
キスしたい…

画面のワタシでなく
今のワタシに気付いて?

グイッ…

肩の手が、ワタシの後頭部に回り、ハルトと顔を会わせる方向に引き寄せられる。
でもハルトは画面から視線を外さない…

「キスしていいですか?」

ハルトは答えないし、押さえつける手は、近づかせも離しもしない。
ほんの20センチの距離が遠い…

画面は見えないけど、一方的にハルトに口づけするワタシが、イヤらしい音と離れるのを惜しむ切ない吐息の音を漏らしていた。

我慢できない…
ハルトに触れたい…
キスしたい…

ワタシの後頭部はハルトの手から離れる。
邪魔しないように首を傾け、ハルトの唇を唇で触れた。

拒絶されなかったので、唇を食む、もう堪えられない…
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