この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第16章 step16十段目…二人きりの休日
ハルトのくれる快感は毒だ。
それはわかってる。
薄めた毒は美味、知らずに身体に入り、中毒になる。

蛙が、湯に投じられたら、すぐに跳びはねて出る。
ところが、水から段々温められると、心地よく抜け出そうとしない。

心地よいまま茹でられてしまうのだ。

蛙が可哀想?
いや、飢え死にや、外敵に捕食されるより、よっぽど幸せじゃないかな?


ワタシもそう…
心地よい湯の中にいて、もうぬるま湯には入れない。

この先、熱く煮えたぎる湯になるとわかっていても、この湯から出たくない。


ハルトと一緒にいる幸せを手放すことはできない。


もよおす度にさっきのことを思いだし、トイレに行く度にハルトを思い出すと思う。

オカシイかもしれないけど、全てがハルトに繋がる体験がワタシを満たす。


ふしだら、淫ら、ハルトが喜んで迎えてくれるから、そんなことはどうでもいいのだ。



目覚めると、グシャグシャのバスタオルにくるまれて、ハルトの腕の中に居た。

気を失ったワタシをお風呂に入れて、何とか連れて来てくれたのだ。
それも嬉しい。
/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ