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***堕散る(おちる)***
第16章 step16十段目…二人きりの休日
ルリの視線が攻撃的になる。
ネコの瞳に変化していく。

オレを見る目は優しいのに、合わせる視線は強い。


好きなのはチンコで俺じゃないんだろ…疑いたくなるほどの違い…

ルリになら、喰われてもいい。

そう思えた。


ルリがうつ伏せていた上体を起こし、膝で俺の内腿を押し拡げる。

ルリが、首を歌舞伎役者のように、ぐぅんと振り、顔にかかっていた髪を後ろに纏める。

視線を反らさずに、片手でオレを握り込み、赤い舌で舌舐めずりをしながら、扱きあげる。

力強く、扱き上げ、ルリの乳房が揺れる。
先端は既に尖っていた。


解離したのか?何故?
余りの変わりように驚く…

俺の表情に気づいたのか…口を開くルリ…


「ハルト…いつも良くしてもらってばかりだから、

ワタシもハルトを良くしたいの…

足りなかったり、痛かったら言ってね…

なるべく、ハルトを思って頑張るから…」



解離していなかった。


可愛い。
今のセリフ、店で使わせたら、皆、落ちるだろう…


でも、もったいない…
フフン…俺だけのもんだ。
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