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***堕散る(おちる)***
第18章 step18十二段目…夏休み後半
ピチャッ…ピチャッ…

乳首同様、ソコも刺激し過ぎないように、丁寧に舐める。

蜜は泉のように湧き出て溢れるが、強い刺激を求め、ルリは腰を浮かせて揺らしていた。

「凄く欲しそうだね。」

俺は立ち上がりネクタイを外して両手を拡げた。

ルリは起き上がりソファーに膝立ちし、首元に口づけしながら、シャツのボタンを外していく。

ボタンを全て外し、胸元をはだけたさせられた時、薄くなっていたルリが付けた痕に口づけされる。

首を傾けて何度も、チクッ…痛みが走る。


「ハルトの印、薔薇の印…」

「ん?薔薇?」

「ハルトだって、ちゃんと心臓温かいよ。
きっと気持ちも心もちゃんとある。

ハルトの心に薔薇が咲くまでずっと一緒に居させてください。」

「気持ちなんて育ってないかもよ。心だって死んじゃってるかも…」

「そんなことないです。眠ってるだけです。
そのうち…真っ赤な薔薇になります。」


そう言ってルリは背中に手を回して胸に顔を埋めてきた。

何かにギュッとされる感覚…怖いとも思ったが、ルリを引き剥がすことも出来ず、呆然と立ち尽くす。

ハルト?

ルリが見上げようとしたので、頭を撫でてそれを阻止した。
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