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***堕散る(おちる)***
第20章 20章 step20十四段目…秋
子供をあやすような優しい手つきで背中をトントンされる。
頭に、またハルトの胸からも振動で、低いけど優しい声が聞こえる。

生きてた。ハルトもワタシも…

落ち着いたら、たかが夢なのに涙がこぼれてしまう。

ハルトが剥がして顔を覗こうとするのでしがみついて隠す。

「泣いてるの?」

剥がすのを止めて頭を撫でられる。

「蜘蛛の夢?俺の名前を呼んでたよ?」

「蜘蛛の巣に捕まえられて、蜘蛛に食べられそうだった。
名前を呼んだら、糸が締まってきて…」

「呼ばれて目覚めて、思わず抱き締めちゃったからかな…ごめん」

「いいえ」

「落ち着いたかな?」

頷くとハルトが離れ、中途半端にむしられたブラジャーやストッキングを外していく。

「これでいいかな?」

戻ってきてまた抱き付かれた。
ゆっくりと剥がされ、顎を引かれキスをする。

クチュ…チュッ…

安心される為か宥めるような優しいキスが降ってきて、頬の涙の跡も拭われた。

「シャワー浴びたら気分転換に出かける?
どこにいく?」

「公園…散歩してブランコ乗りたいです。」

「俺も思った。」

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