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***堕散る(おちる)***
第20章 20章 step20十四段目…秋
ハルトも同じように感じてるんだ。
そして二十歳も一緒に過ごしてくれるんだ。
嬉しいことばかりだった。

「ご馳走さまでした。」

洗い物も二人ですれば楽しかった。

「ルリ、今日は風呂入ってもう寝てもいい?」

「いいですよ。」

「いいのか…
もう寝かさないってほど、sexしようと思ってたけど、腹いっぱいで無理だ。
飲み過ぎたし…」

「別にいいですよ。」

「じゃあ風呂入ろっか。一緒に」

「別でもいいですよ?」

「そこは一緒に〜って言わないんだ…」

「恥ずかしいから…」

「今更だろ?一緒に入るんだよ。」

ハルトに手を引かれ、シャツを脱がされる。

「どうせこれ1枚しか着てないんだし…」

少し酔っているのかな。全く壁がない、警戒心のないハルトだった。

「頭洗って」

「背中も」

「やっぱり全部」

やはり体で洗わされたけど、ちょっかいを出すこともなく終わる。

ワタシのことも洗ってくれたけどやはりあっさりしていた。

ザブン…

「ほら、ルリも…」

向かい合わせに入ろうとしたら、そこだけは直されてハルトの胸に背を付けて寄りかかるように入った。

ワタシの肩に顎を乗せるだけで全く触れてこなかった。

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