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***堕散る(おちる)***
第20章 20章 step20十四段目…秋
「うん、ルリのナカも熱いよ。こうしたら朝まで一緒に居られるでしょ?
抜けそうになったら少し腰動かすかも…」

話す間もナカでピクピクと動く。凄く熱く硬く感じるハルトのモノを挿したまま…眠れるだろうか。

「ハルト眠れそうですか?」

「あぁ…眠れそうにない?」

「わからないです…」

「ルリがいくまでしようか?」

「いいえ…」

「抜かないよ…
こうして眠るって決めたから…」

「はい…いいですよ。ちょっと恥ずかしいだけです。」

だって…今話しながらも、ナカでピクピクしているし、それに反応してワタシが締めてしまうから…


ズズン…

ハルトがぎゅっと腰を入れワタシの腰を引く。
ハルトがぴったりと奥に届くまで入ってきた。

ンン゛…

「あったけぇ…腹ん中にいるみたいだ。」

チュ…チュ…

軽い優しいキスが降る。
頭や背中を撫でられる。

「ほら、ルリの心臓の、あの好きな音もする。」

ハルトのキスが鎖骨まで降りたあと、胸元に耳を当ててきた。

「腹ん中に戻れたみたいだ。」

「それがハルトの幸せですか?」

「わからない、他に知らないから、そう思う。」

「おじさまと会ってから幸せと思うことはなかったですか?」
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