この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第20章 20章 step20十四段目…秋
「いい匂い。」

「裏の目安はどうすんの?」

「表よりは早くできます。後は勘でちょこちょこみます。」

「ハンバーグみたいにプスッてやらないの?」

「しません…」

「おっ…もうちょいだな。」

また、スープに戻る。

フンフン〜フンワリ〜
フンフン〜フンワリ〜

「出来たよ、ルリ、皿に入れていい?」

「はい」

「見てて…」

フライパンをポンッと跳ねさせお皿でキャッチする。

バターを足して次の生地を入れている。

「出来たほうにもバターを塗って、蜂蜜を垂らすんですよ。」

「おし、塗ってる間にプツプツなったぞ…」

見ててと言われないのでサラダを作る。

よっ…
チッ…

フンフン〜フンフン〜フンワリ〜

よっ…
フフン…

たらーん…

フンフン〜ペタペタ…フンフン〜ペタペタ…プツプツ〜

鼻歌で工程がわかる。可笑しくて吹き出しそうだけど堪えてサラダに集中する。

プツプツ〜、よっ…ヘヘン…

3枚目のプツプツになった時、

「ルリ、見てて?」

「はい?」

フライ返しで様子を見たあと、よっ…の掛け声でホットケーキが宙を舞う。

「ひゃっ…」

ポンッと上手く返ってフライパンに着地した。

「凄い。ハルト…」

「コックにはならないよ。」

/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ