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***堕散る(おちる)***
第21章 step21十五段目…愁秋
網目のように絡まる縄が上体を這う。それがワタシを締め上げていた。

「亀甲縛りというんですよ。亀の甲羅の模様のようでしょ。」

ブィン…ブィン…

ヒッ…

縄を弾かれて、あちこちが締まり振動が痺れを呼んだ。

縄が乳房を強調し、腰回りを更に括れさせイヤらしい姿に仕上がっていた。

清楚な女子高生が白い肌に真っ赤な縄化粧を纏っている。
それだけでも十分美しく淫らだ。

「後ろ姿も見たいのでクルッと回っていただけますか。」

普通に言ってみると、彼女は嫌々ながらも言う通りにする。

ギリギリと縄が捩れる音がして、縄目がキツくなっていく。
脚も益々届かなくなり、バランスを崩してフラフラしていた。

足首の縛りをほどく。
立っていられず、よろめく度に足は開いていった。

顔を近づけると、産毛が逆立っているのがわかる。
恐怖だけではないものが始まっているようだ。

フルフルと揺れる尻は、僕をイヤらしく誘っている。

手を振り上げて、その尻を目掛けて降り下ろす。

パシィィン…

ンギャァアア…

乾いた音と叫び声が響く。

いたぃ…やめて…ください…

「君がアイツの名前を出した数だけ叩かせて貰います。

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