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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬
「ルリ、このエレベーター外見えるよ。」
「本当ですね。」
確かに展望台直通のエレベーターは外は見えなかった。
そして客室用のエレベーターはゆっくりあがっていく。
タワーの隅にあって外が見渡せる。
「さっきのエレベーターより面白いよね。」
「展望台にいらっしゃったのですか?」
「ああ…」
「こちらはお泊まりいただくお客様用ですから、定員も少ないですし、
スピードが出ない分景色を楽しんでいただくようになってますので…」
「ああ…」
ハルトは生返事でガラスに張り付いている。
上がっていく分、ワタシの緊張も増していく。
ハルトが後ろから肩を抱いて、ワタシの頭に顎を乗せてきた。
ポーン…
ベルボーイに案内されて部屋へいく。
「こちらが、海側の一番景色のよい角のスイートルームになります。
ウェルカムドリンクのご用意がありますのでいつでもお声かけください。」
ドアを開けワタシたちが入ると、会釈してベルボーイが去っていった。
「うわぁ…」
「すげえな…」
部屋の中央に大きなクリスマスツリーが飾られていた。
「ハルト隣に立ってください。」
「ん?」
「本当ですね。」
確かに展望台直通のエレベーターは外は見えなかった。
そして客室用のエレベーターはゆっくりあがっていく。
タワーの隅にあって外が見渡せる。
「さっきのエレベーターより面白いよね。」
「展望台にいらっしゃったのですか?」
「ああ…」
「こちらはお泊まりいただくお客様用ですから、定員も少ないですし、
スピードが出ない分景色を楽しんでいただくようになってますので…」
「ああ…」
ハルトは生返事でガラスに張り付いている。
上がっていく分、ワタシの緊張も増していく。
ハルトが後ろから肩を抱いて、ワタシの頭に顎を乗せてきた。
ポーン…
ベルボーイに案内されて部屋へいく。
「こちらが、海側の一番景色のよい角のスイートルームになります。
ウェルカムドリンクのご用意がありますのでいつでもお声かけください。」
ドアを開けワタシたちが入ると、会釈してベルボーイが去っていった。
「うわぁ…」
「すげえな…」
部屋の中央に大きなクリスマスツリーが飾られていた。
「ハルト隣に立ってください。」
「ん?」