この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬
「ハルトより高い。ハルト身長どのくらいですか?」

「180?ルリ、手を伸ばしてごらん。」

ハルトがツリーの向こう側から手を伸ばすが、ハルトの手が届かない。

「ルリは身長いくつ?」

「155」

「じゃあ、たぶん周囲4メートルくらいあるな。」

大きなツリーにたくさんのオーナメントとライトがついていた。

「暗くなるの楽しみだね。」

ハルトが窓際に立ってワタシを手招きする。

「夕焼け、さっきより紫っぽくなりましたね。」

「綺麗だね。
展望台行かなくても良かったね。」

「それはそれで良かったですよ。」

「ねぇ、ルリのイルミネーション見せて…」

ハルトが籐椅子を持ってきて腰掛ける。

「ここでですか?」

「うん、向こうは海だから誰もいないよ。
俺だけに見せて…」

ハルトからのプレゼント、もちろん、身に付けた姿が見たいから選んだのもわかってる。

クリスマスイブより今日はハルトの誕生日だ。

ワタシはワンピースの裾を持ち上げた。

「うん…いいね。
雪の結晶のなかに隠されたツリー
でもそのままじゃ脱げないからファスナーを開けて」

ハルトに背を向けてファスナーを下ろした。

「こっちを向いて脱いでね。」
/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ