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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬

「そうだけどね。
でもルリがきて落ち着いた。」
「ワタシも久しぶりです観覧車…
たぶん学校入る前に家族で乗ったのが最後かな…」
「そうか、そんなに乗らないものなんだな…」
ちょうど真横の辺りにきた。
レストラン位の高さで間近で離れていく明かりが綺麗だった。
「ハルト綺麗ですね。」
「あぁ、キラキラしたおもちゃみたいだな…」
「本当に、夢の世界みたい。」
「ハルト?」
「いや、こうしてると落ち着くから…」
「ワタシが落ち着かないです。」
ハルトがコートのボタンを開けて、スリットの間に手を入れてきたのだ。
「俺が落ち着くからいいの。」
そう言ってずっと太ももを撫でている。
「ルリ、俺の膝に乗ってよ。」
「えっ?」
「いいから…」
不安そうな瞳で言われると断れない。
グラッ…
「うぁっ…」
バランスが変わり少し揺れただけなのにハルトはキツく抱き締めてきた。
「怖いなら、じっとしてた方がいいと思うんですが…」
「いや、この方がいい。」
ハルトはおもむろに腰に手を回し、太ももを触り、腰にある手も上に伸びてくる。
「ハルト、景色見ないんですか?」
でもルリがきて落ち着いた。」
「ワタシも久しぶりです観覧車…
たぶん学校入る前に家族で乗ったのが最後かな…」
「そうか、そんなに乗らないものなんだな…」
ちょうど真横の辺りにきた。
レストラン位の高さで間近で離れていく明かりが綺麗だった。
「ハルト綺麗ですね。」
「あぁ、キラキラしたおもちゃみたいだな…」
「本当に、夢の世界みたい。」
「ハルト?」
「いや、こうしてると落ち着くから…」
「ワタシが落ち着かないです。」
ハルトがコートのボタンを開けて、スリットの間に手を入れてきたのだ。
「俺が落ち着くからいいの。」
そう言ってずっと太ももを撫でている。
「ルリ、俺の膝に乗ってよ。」
「えっ?」
「いいから…」
不安そうな瞳で言われると断れない。
グラッ…
「うぁっ…」
バランスが変わり少し揺れただけなのにハルトはキツく抱き締めてきた。
「怖いなら、じっとしてた方がいいと思うんですが…」
「いや、この方がいい。」
ハルトはおもむろに腰に手を回し、太ももを触り、腰にある手も上に伸びてくる。
「ハルト、景色見ないんですか?」

