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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬

「いや、見てる。ジイッと見るもんじゃない。
あのさ、頂上でキスしたら、ずっと結ばれるってジンクス信じる?」
「わかりません…
でもハルトとずっと一緒に居られると言われたら、
何でも試したいです。」
「ふふん、もうすぐ頂上だよ。したいなら、キスしてもいいよ。」
ゆっくりと体を捻ってハルトを覗くと、口角を上げたあの悪戯な笑みをしている。
「景色も見たいだろうから、目は開けたままね。」
「ほら、頂上なっちゃうよ?」
ハルトに見つめられながら、ワタシからキスするのは照れる。
でも、ハルトの頬に両手を置いて、唇を重ねた。
ハルトの瞳に夜景の明かりが映っている。
舌で唇をなぞる。
目を開けたままで出来るのは、それが精一杯だった。
「ルリ…足りないよ?」
反対に顎を掴まれ、ハルトの舌が入ってくる。
チュっ…クチュッ…
狭い空間に広がるリップ音が恥ずかしさを増す。
ハルトは離してくれずに口内をまさぐられる。
角度が変わり、先を行くボックスから見えてしまいそうだった。
ハルトの肩を軽く叩いて合図すると、最後に名残惜しそうに舌を絡めて、ようやく唇が離れた。
ハァ…ハァ
あのさ、頂上でキスしたら、ずっと結ばれるってジンクス信じる?」
「わかりません…
でもハルトとずっと一緒に居られると言われたら、
何でも試したいです。」
「ふふん、もうすぐ頂上だよ。したいなら、キスしてもいいよ。」
ゆっくりと体を捻ってハルトを覗くと、口角を上げたあの悪戯な笑みをしている。
「景色も見たいだろうから、目は開けたままね。」
「ほら、頂上なっちゃうよ?」
ハルトに見つめられながら、ワタシからキスするのは照れる。
でも、ハルトの頬に両手を置いて、唇を重ねた。
ハルトの瞳に夜景の明かりが映っている。
舌で唇をなぞる。
目を開けたままで出来るのは、それが精一杯だった。
「ルリ…足りないよ?」
反対に顎を掴まれ、ハルトの舌が入ってくる。
チュっ…クチュッ…
狭い空間に広がるリップ音が恥ずかしさを増す。
ハルトは離してくれずに口内をまさぐられる。
角度が変わり、先を行くボックスから見えてしまいそうだった。
ハルトの肩を軽く叩いて合図すると、最後に名残惜しそうに舌を絡めて、ようやく唇が離れた。
ハァ…ハァ

