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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬
「お土産あまり増えなかったね。」
バタン…
後部座席にキャンドルグラスの箱を置いてハルトが言った。
「そんなことないですよ。沢山思い出できました。」
「そっか…」
初めてデートして、まさかお泊まりするとは思わず。沢山楽しめた。これ以上のお土産はない。
「じゃあ思い出しながら帰ろう。」
ハルトが車を走らせる。
ワタシはハルトの腕に手を乗せた。
観覧車に別れを告げ、赤レンガ倉庫、人力車で通った道を途中から外れ、公園とタワーの間を通る。
「楽しかったな。」
ハルトが嬉しそうに言う。
「本当、凄く楽しかったです。またどこか行ってみたいです。」
「ああ、今度は一緒に場所決めようか。」
「はい。」
高速に乗り海の上を走る。今居た場所から離れるのが惜しい気分になった。
ハルトはとても機嫌がよく。鼻歌を歌っていた。
揺れる車内が心地よくワタシはいつしか眠ってしまった。
「ルリ、着いたよ。」
目覚めるとハルトの胸に抱えられるようにして眠っていたとわかった。
「ハルト…ごめんなさい。
ワタシ寝ちゃってた…」
「いいよ。たっぷり体力回復しただろ?」
ニヤニヤ笑うハルトが怖い。
バタン…
後部座席にキャンドルグラスの箱を置いてハルトが言った。
「そんなことないですよ。沢山思い出できました。」
「そっか…」
初めてデートして、まさかお泊まりするとは思わず。沢山楽しめた。これ以上のお土産はない。
「じゃあ思い出しながら帰ろう。」
ハルトが車を走らせる。
ワタシはハルトの腕に手を乗せた。
観覧車に別れを告げ、赤レンガ倉庫、人力車で通った道を途中から外れ、公園とタワーの間を通る。
「楽しかったな。」
ハルトが嬉しそうに言う。
「本当、凄く楽しかったです。またどこか行ってみたいです。」
「ああ、今度は一緒に場所決めようか。」
「はい。」
高速に乗り海の上を走る。今居た場所から離れるのが惜しい気分になった。
ハルトはとても機嫌がよく。鼻歌を歌っていた。
揺れる車内が心地よくワタシはいつしか眠ってしまった。
「ルリ、着いたよ。」
目覚めるとハルトの胸に抱えられるようにして眠っていたとわかった。
「ハルト…ごめんなさい。
ワタシ寝ちゃってた…」
「いいよ。たっぷり体力回復しただろ?」
ニヤニヤ笑うハルトが怖い。