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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第8章 カリスマ星の宿命という男
(こうガードが多い中で、どうやって機会を作るか?)
まるで、アドルフをガードするかの如くの党員達‥
ヒムラーも含め全員がアドルフを崇拝し、何時でも命を差し出しても惜しくない雰囲気を醸し出している中で、この男の本当の信頼を勝ち取るには?
(機会が無ければ私が作れば良い・・・)
その為の私の力‥
そしてこの囲みの中で、一番心弱そうな者は?
(・・・
1人だけ少し離れている党員?)
ナチ党だが、何故か一緒に来ているのに、少しだけ離れているのが‥
立場が弱いか周りと問題があるのか、どちらにせよこれは使えそう。
話しながらも、私はさり気なくその離れている男性の近くまで移動‥
人間もまた自然の一部、私の力で意のままに操る事は可能であり、対象者に少しだけ触れれば力が発動する。
だから・・・
私は男性に触れる‥
場所など何処でも良い、触れ私の意識下に置けば、男性は私の思う通りに動く。
ひとまずそれだけで、私はまたアドルフ達が話す輪に戻り、ただタイミングを待つだけ・・