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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第8章 カリスマ星の宿命という男
「・・・何を・・・」
「・・ガスの影響で数ヶ所、神経系から血の道‥つまり血管系に影響を及ぼしたようです、性的に弱くなってしまったのはそのせい‥
ですが完全に塞がれてしまった訳では無く、一時的なら道を通す事が出来ます」
「一時的なら、女性を抱けるようになると言いたいのか!?
そんな‥ただ軽く触れただけで‥‥」
「試して見ますか?
アドルフ殿に取っては、得はあっても損は無い話‥
とはいえ、私でも‥そうですね‥‥3時間、これが限界でしょう」
薬草と私の力でも、これが限界ライン‥
この適合性での最大数値。
「確かに損は無い‥
星を詠むのは多少理解出来たが、医者の知識もあるのか??」
「星詠みは、同時に昔の医術にも精通していました‥
現代医学では不可能と言われる事を、昔の医術は逆に出来る‥不思議なものです‥‥
薬草を用意しましょう、後はご自身で確かめて下さい」
本部から持ち出した物の中に、必要最低限の薬草も忍ばせていた‥
この間ルークに使ったのもその1つであり‥
組み合わせ次第で、精神や神経を解すリラクゼーション系の薬草も作れる。