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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第10章 ルークのおかしな武者修行
「貴方のご主人様から
"表と裏どちらにも慣れさせろ"
こう言われ、それなりの金も貰っていますんで‥
どうぞ存分にお楽しみ下さい‥‥ひひひ・・・」
「・・・どちらも・・・」
軽く目眩を覚える‥
つい1週間前に初めて女性を抱いたというのに、いきなり調教やSMまで覚えろとは・・
(最低限の知識はあるが・・)
数は少ないが、居城でも調教行為をする事があるにはある‥
自分はチラ見程度で、関わった事は無いが。
(・・何処から手を出せばいいんだ?)
急な事で、頭と躰が付いていかない‥
そもそも自分は、護衛と暗殺を優先的に修練したので、この手の性的行為には無縁。
『それで暗躍は無理ですよルーク』
盟主に言われた痛い言葉‥
今の‥こうして外に出ている盟主の側に居るには・・・
確かに暗躍は必要で、女性に対して何時までも動揺している訳にはいかないのは理解している。
「此処の地下は初めてですか?」
「え?
ええ、初めてです」
自分に近付いて来たのは、今女性に鞭を振るっていた男性。
「この様な行為も初めてのようで‥
僭越ながら吾が輩が基本を教えましょう」