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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第10章 ルークのおかしな武者修行
だからこそ、このひと月で徹底的に女性に慣れなければ‥
表も裏も‥盟主がそう仰られたのなら、自分はそれに従うのみ・・・
流石に1日でどうにかなるもんじゃない‥
プレイもあらかた終わりを見せた頃、自分は漸く地下から普通の娼館部分に上がって来た。
「あれ?
何処行っていたんですかルーク様??」
「ああ‥ちょっと‥‥」
この1週間で関係を持った娼婦達、ひと月という理由で娼館の1部屋を借りているから、こうして暇が出来ると覗きにやって来る。
「今来た方向って‥‥もしかして地下?」
「嘘ぉー
ルーク様って、そっちの趣味なの??」
「地下‥‥知っているのか?」
自分の問いに娼婦達はやや渋い顔‥
どうやら上の娼婦は、地下のSMプレイは好みでは無いらしい。
「だって‥ミスしたら地下行きだもの‥‥」
「地下に行ったら最後、ずっと地下で男達の慰み者よ‥
そりゃ私達は娼婦だけど、地下のような酷い仕打ちを受けるのは嫌・・」
「・・・そうか」
ひとまずドサッとベッドに転がり考えを纏める事に‥
地下の女性にも、適正というものがあるんだろう‥
女性全員がM女じゃ無い、嫌々連れて行かれ調教される場合もある訳だ。