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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第10章 ルークのおかしな武者修行



「あぁん‥‥」


「・・キス‥もっと?」


「くすくす‥
ルーク様ってキスが好きよね‥‥」


「さあな・・・」


またキスをし、手を動かし女性のドレスの胸を露わにて、フルフルと揺れる胸を揉み、その感触を楽しみ出す・・


こういう事は普通に出来るようになった‥
これは1週間、女性を抱き続けた賜物。


ただ‥こうして女性を抱けば、必ず頭を横切るのは‥パウリーネとの行為。


初めてが強烈過ぎたせいか、それともパウリーネだからなのか‥


盟主のお言葉と共に、必ずと言っていい程に彼女の事を思い浮かべてしまう。



(盟主は居城に連れて行くと言っていた・・・)


自分がひと言"嫌いじゃない"と言ったばかりに、パウリーネは多分一生居城から外に出る事は‥無い・・


よく考えて見れば、自分はなんて不味い事を言ってしまったんだろう‥


パウリーネを一生檻に閉じ込めるような失言‥
調教と拷問の賢人の手に掛かり、従順な雌として調教され‥選択権など無きに等しい。



(自分が‥‥悪い‥‥)


だからなのか?
こう女性を抱く時、その鬱憤をも晴らすように抱いてしまうのは??


優しくしてやりたい心と、鬱憤をぶつけたいという心‥
2つの心の中に、今自分は存在する。



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