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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第3章 盟主と従者の子供

盟主からのご命令!
どんな命令でも、自分は命令に従う‥
それが従者の役目。
「あ‥あの‥‥
盟主が"女性と遊ぶには少々物が足りない‥"と仰られています」
同じ居城内の賢人である父の部屋で、自分は盟主に言われた通りの言葉を発した・・
「はぁ‥
また階級無しの女を‥
盟主は何をお考えなのやら・・」
ぶつぶつと父は零しているが、曲がりなりにも盟主のご命令‥
父も逆らう事は出来なく、自分に箱1つを持たせた。
「これを盟主へ‥
これだけあれば足りる筈、さっさと持って行きなさい」
「はい・・・」
箱の中身が何かなんて問わない‥
先ほど盟主に少しだけ聞き返してしまったら、子供には関係無い事と突っぱねられた。
(性的な事は‥分かります‥
後、盟主が血を好まれる事も‥‥)
ずっと父に付いて見て来た‥
盟主が女性を犯し、血を奪う光景を、多分あの女性も性的に満足したら、血の餌になる運命。
それでも自分は、盟主に憧れと尊敬の念を抱いている。

