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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第12章 政党を我が物に‥
直ぐに耳を傾け考え、己の非を自覚する‥
こういう女性は嫌いじゃない、餌として最高だが手を出す訳にもいかず‥それは星が関与しているが為・・
「本当に‥貴女みたいな頭の良い女性は好きですよ‥」
「ですから・・・」
「私としては本気なんですがね‥‥」
動かない彼女の耳元で囁くように、甘い声で語り掛け‥‥
(・・・・!?)
これは!?
(・・・
やってくれますね‥
ですが今は黙認の方が良いんでしょう、まだ目的すらも分からない・・)
1つ気が付いた事‥
だが今此処で問うのは不味い‥‥お互いに‥‥
(目を付けて置いて泳がせますか‥
当面はそれで良いでしょう、彼女が余計な事をしなければ‥‥)
「大体にして、名も知らぬ方に口説かれても、筋道が通らないと思いませんか?」
「これは失礼‥知っているとばかり思っていました‥
私はコンラート・ゼクス、アドルフの友人です」
「っ!!
ゼクス様!
指導者の一番のご友人と言われいるゼクス様に、なんという非礼‥大変申し訳御座いませんでした‥
私はナチ党親衛隊員テレーザ・ルセックと申します」
「名を問われたから名乗ったまでの話、そこまで畏まらないで下さい‥
・・やはり私は貴女を‥テレーザを気に入りました‥‥本気で私のモノにしたい‥いけませんか?」