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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第12章 政党を我が物に‥
隣の部屋で着替えをする・・・
何時ものスーツ姿から、ナチ党の軍服へ‥
「かなり細部まで拘っていますね‥」
Yシャツに黒タイの上に黒の軍服‥
下は黒のズボンに、同じく黒のロングブーツ。
装飾も細かく、肩と方襟に階級章、そして右腕にはナチ党のシンボル、赤地に黒の鉤十字の腕章。
黒のベルトのバックルにも髑髏が刻んであり、貰った金バッチを右襟に‥
最後に髑髏と鉤十字の上に、鷹章をあしらった軍帽‥
「これもですか‥‥」
肩から掛けるタイプの黒皮のホルスターに拳銃、腰には銀剣と銀の短刀‥
どちらも鉤十字と髑髏マーク入り。
「かなりの重量‥
少し力の抑え方を変えないと、自由に動けませんか‥‥」
鏡で見る限り、如何にも高官の軍人‥
髑髏と鉤十字がナチ党らしさを醸し出している。
それにしても、拳銃・銀剣・銀の短刀と重量がある物ばかり‥
そこそこに身軽さが必要なので、今の内に身体能力の調整をし、今までと変わらない動きが出来るよう均衡を調整。
「私が軍人とは‥
驚かれますね間違いなく‥‥」
特にルークが・・・
ルークもナチ党親衛隊に入り込んでいるので、この軍服自体は見ていたが‥
まさか自分が着る事になろうとは・・・