この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第14章 呪縛のパウリーネールークの嘆きー



盟主が思いのほか行動されて、自分が次に居城に戻れたのは、パウリーネを抱いてから3ヵ月後になってしまった。



(・・・
何か土産でも買って来た方が良かったのか?)


相変わらず自分はこういう事が苦手で、居城に着くまで土産という発想すら出なく‥‥
だから盟主にまだまだと言われる。


先ず今はナチ党の軍服なので、自分の部屋で着替えてからパウリーネの部屋に行く事にした。



(少しは肩の荷が降りる)


試験的に配置されたナチ党専属の軍隊‥
自分はその中に潜り込み、暗躍の真っ最中‥特に盟主には都合が悪い左翼派を一掃する為。


それが、あの方からの命だから・・・




普通のスーツ姿に着替え終え、変わり映えしない居城の長い廊下をひたすら歩く。


従者という立場上、自分の部屋は上階‥盟主の居室の近くにあり‥


パウリーネが居る客間とは、かなり距離が離れていて、こうして迷路のような通路を歩く羽目になる。


自分的には慣れ親しんだものだが、誰しも一度はこの居城の中で迷うらしい。



(変わり映えしなさ過ぎて余計な事まで‥)


自分だって迷った経験は‥ある‥
あまり言いたく無い話だが‥‥


そんな、どうでもいい昔の事を思い出している内に、漸くパウリーネが居る客間に辿り着いた。



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ