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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第14章 呪縛のパウリーネールークの嘆きー
「困りましたね、ルークに心当たりがなくては話が進まない‥
そう‥‥調教と拷問、あれが彼女に何を吹き込んだか‥素直に吐いてはくれないでしょう」
「・・必要ならば手を下しますが?」
「仮にも調教と拷問の賢人ですよルーク‥
その道ではあの男に適う者は居ない、そして逆も然り拷問で口を割らすのは無理です」
「それは・・はい‥その通り、俺では賢人を殺し兼ねない‥」
「そうでしょうね‥
ルークはあくまで暗殺で、手加減が必要な拷問では無い‥‥
ですが私は出来ますよ拷問を・・・」
「えっ!?」
「はぁ‥
盟主の名は伊達ではありません、20の賢人40の項目その全てを私1人で操る事は可能‥
言っていませんでしたか?」
「・・・聞いていません・・・」
おや?
ルークは知っていると思っていたのに、知らなかったとは‥
元々盟主になる前に、40項目全てクリアーしていたのだが‥
そういえば、あまり披露する機会も無かったかも知れない。
「必要ならです‥
先ずは、パウリーネに眠る意識を引き上げる事が一番重要‥そこから聞けるかも知れません‥
そして私の命に背いた者には、無惨な死をくれて差し上げましょう・・」
「盟主・・・」
「調教と拷問なら候補は沢山居ます、別に今の賢人に拘る必要はありません‥
逆らう者は賢人には、不必要品でしょうルーク?」
「・・・その通りです盟主・・・」