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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第14章 呪縛のパウリーネールークの嘆きー

盟主からパウリーネを受け止めたが、彼女は凄く困惑している様子。
「私は‥娼婦‥‥違う私は奴隷‥
股を開くだけの‥‥騙されたくないもの‥‥」
「・・・
パウリーネ、この居城に奴隷なんて居ない、全て賢人が言ったまやかし‥
それに俺は、パウリーネに嘘は一切言っていない‥‥」
「・・・ルーク‥様‥??」
初めてパウリーネと目が合ったが、彼女の目は‥怯え‥‥
「また‥私を騙すの?
それとも私を殺すの??
暗殺者なんでしょう、私を殺すなんて簡単‥‥」
「そんな訳無いだろ!
確かに俺は暗殺者として育てられた‥
だけど、パウリーネの事を殺そうなんて思った事は一度も無いし、パウリーネを騙したつもりも無い!!」
パウリーネをギュッと抱き締める‥
彼女は言ったギュッとして欲しいと‥‥
「パウリーネ‥全て俺の本心なんだ‥
こうしてギュッと抱き締める事も、パウリーネに好きだと言った事も、全て俺の偽りの無い本心‥‥
俺は‥パウリーネを愛している、愛しているからこそパウリーネに生きていて欲しかったんだ・・・」
俺の心の中の全て‥
誰に聞かれたって良い、それでパウリーネが元に戻ってくれるなら、幾らでもぶちまけてやる!

