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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第16章 一夜限りの花嫁ー幻の夜会ー
パウリーネにまさかの純白のドレス‥
白は盟主しか身に付けてはいけないというルールを、簡単に無視してまで‥‥
(盟主のお心の内は?)
『気付け無かった私の責任です‥』
『貴女を籠の鳥にしてしまったのは私‥』
思い出す盟主の言葉・・
もしかして‥盟主は後悔と気を使っていらっしゃる??
「・・・ルークさん?」
「え‥あ‥‥
綺麗だろうなパウリーネのドレス姿‥‥」
今考えていた事を無理やり排除し、今はパウリーネの方に集中。
「似合うかな私が‥」
「俺は似合うと思う‥
純白に負けないくらいパウリーネの肌は白い、それに髪型も変えた?」
「さっき彼方此方磨かれた時に髪も‥
でも毛先を少し切っただけ」
「それでこんなにサラサラなんだ」
ストレートの長い金髪が、パウリーネの小顔に良く似合う‥
グリーンの瞳も、髪を引き立てているのか?
「えっ‥ルークさん?」
「ちょっとだけ‥
パウリーネから良い匂いがする‥‥」
軽くパウリーネを抱き締めたら、多分香油だと思うが花の匂いが‥
あの3人のメイドも選び上手い。
「多分‥薔薇‥‥」
「薔薇の匂い?」
「そうだと思う‥
凄く良い匂いだもの‥‥」