この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第16章 一夜限りの花嫁ー幻の夜会ー



「紅茶ですが如何ですか?」


「ええ頂きます‥
でも、その前に‥‥」


パウリーネの側に行き、差し出したのは先ほどのピンクダイヤのネックレスとティアラ。



「ルークのようにプレゼントとはいきませんが、そのイヤリングに似合うと思いますよ?」


「もしかして‥高価な物ですか?」


「希少価値が高いピンクダイヤ‥
古い物なので加工は拙いですが、何処かの王から流れて来た物と聞いています、価値は‥分かりませんね特殊過ぎて‥‥」

嘘は吐いていない‥
ただ今の世では価値なぞ付けられない、歴史的にも希少度でも、とんでもなく高い宝石。



「そんな物を持ち出しても??」


「他に持ち出せもしませんので‥
こんな時くらいしか使い道が無いんです、同じ白金にピンクですから合うと思いますが‥‥」


そっと‥パウリーネの首と頭にネックレスとティアラを付けて見た‥
やはり、ピンクサファイアとの相性が良い。



「・・・
凄く重い・・それにティアラの真ん中の宝石・・・」


「ダイヤなんですが、当時の加工技術ではこれが限界だったみたいですね‥
ダイヤらしくない丸い作り、大きさだけは無駄にありますけど‥‥」


「盟主、それってフランス王家の杖みたいな物じゃ‥‥」


「おや?
変な所に知識がありますねルーク、確かにあれもダイヤの1つだったと思います」



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ