この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第16章 一夜限りの花嫁ー幻の夜会ー



確かに昔のフランス王家で、王の杖に嵌め込まれていた宝石‥


数百カラットのダイヤだったと記憶にはあるが、今は行方不明の曰くありげな1品。


あれまででは無いが、このピンクダイヤも‥まあ似たような出所・・



「・・・
とんでもないです盟主の宝物庫は・・・」


「数千年の積み重ねですよ‥
この様な大きな物は把握していますが、細かい物までは流石に把握しきれません」


ルークが差し出した紅茶を飲みながら、少々のため息。



「でも、盟主しか入れないのに、宝物庫は宝の山・・」


「祭壇横に仕掛けがあるでしょう‥
あの場所に置き仕掛けを動かせば、後は勝手に真下にある宝物庫に落ちる仕組み」


「貢ぎの祭壇・・・」


「そういう事です」


昔から遺物を収めてある中央祭壇の少し横に、小さな祭壇がある。


別名"貢ぎの祭壇・・


崇め崇拝する時の権力者達が、あの場所に貢ぎ物の金銀財宝を置き、仕掛けが動けば消える。


それが、願いが受け入れられたと勘違いされていた、過去の風習‥


貢ぎ物はただ下に落ち、知らぬ間にあれだけ増えたが事の真相。


真実なんて実はこんなものという、お手本みたいな絡繰りに過ぎない。



「余談は此処までで良いでしょう‥
そろそろ準備が整っている頃、行きますよ2人共?」


「「はい・・・」」



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ