この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第16章 一夜限りの花嫁ー幻の夜会ー



「この場合は踊れって事だよな‥
パウリーネ踊れる?」


「あの‥ワルツですか?
私はあまり・・・」


「じゃ俺がリードするから」


「ルークさんは踊れるのね‥」


「最低限は‥‥」


パウリーネの手と腰を取り、音楽に合わせてゆっくり教えるように踊り出す・・



「・・・足‥もつれそう・・・」


「大丈夫、俺に合わせて‥
そう‥‥ゆっくりで良いから‥‥」


初めはぎこちなかったパウリーネも、踊っているうちに少しずつ覚えて来たのか、だんだんと楽しそうな顔に‥‥



「凄い‥私踊れてる」


「覚えるのが早い‥」


その時、風が自分達の回りを舞う‥
大量の花びらと一緒に‥‥



(盟主??)


この風は‥‥‥



「わあー!
本物の、おとぎの国のお姫様になったみたい‥」


「・・お姫様だよ俺から見れば‥
俺だけの‥‥お姫様‥‥」


「ルークさん・・・」


嬉しそうな照れてるようなパウリーネの笑顔‥
自分だけの‥大切なお姫様‥‥


着飾った姿も、向けてくれる笑顔も、全て自分だけの‥‥


密着しているせいで、贈ったイヤリングが微かに音を奏でているのが分かる。


イヤリングと共に、自分の心もパウリーネと共に‥
それが今の自分の幸せ。



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ