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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第17章 2人のアドルフ



「知らぬと言い張るのでしたら、その口は必要ありませんね?」


尋問部屋の隅にある様々な道具‥
痛め付ける物から、女性男性問わず性的調教拷問を齎す道具まで様々。


私はその中から、鉄の金具を1つ選んだ。



「これが何か分かりますかテレーザ?」


「いえ‥私には‥‥」


「覚えておいて損は無いですよ尋問を繰り返すのならば‥
これは口内を固定する物」


女性の側で屈み、その口内に無理やり鉄の金具を突っ込む‥
金具は絶妙な間隔で開いていて、これで女性は口を閉じる事は一切出来ない。


金具に付随して付いている革のベルトを、頭に回して金具を完全に固定。



「不要な口は必要な時に使えば良い‥
何時でもフェラチオ出来る便利な女性、貴方達も性欲処理に便利でしょう?」


「「「はっ‥‥」」」


「口を割らない者に用はありません、別部屋に連れて行きなさい‥
使うのは自由ですがね」


冷たいひと言‥
これであの女性は一生男性達の慰み者、どう使うかは親衛隊の勝手ですが・・



「さて‥次は誰が良いですかね?」


さもゆっくりと、並べられ吊されている残り7人の前を歩く。


白か黒か・・・


力など必要無い、人より高い感覚が男性の影があるかどうか判断させてくれる。



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