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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第19章 世界を我が手に!
「まあ、それなりには‥
ですが気にならないのが私の特権です‥
とはいえ、その後始末に餌を貪っていたらヒムラーに見られまして、だから此処に連れて来た・・・確かめる為に・・・」
「確かめる・・ゼクス??」
「今、此処に居るアドルフを見て、どう思いますかヒムラー??」
ヒムラーは部屋には入ったが、そのまま立ち尽くしたまま‥
私とアドルフの変わりように動揺していると、私は見ますがね?
「・・・
同じように見えて別人・・・」
「ふん、そう見るか」
「アドルフ威嚇しないで下さい‥‥
・・ある意味当たっていますよヒムラー、アドルフであってアドルフでは無い‥
区別を付ける為に、私は傲慢なアドルフまたは、影のアドルフと呼んでいますが、本来のアドルフとは別人格、そして予言をしているのはこの影のアドルフの方‥
1つの躰に2つの人格、そして影のアドルフは夜にしか表層意識には出て来れません、本来のアドルフの意識が強い為に‥‥」
「・・・では、今までの予言は全て・・・」
「本来のアドルフが言う"私の中の私"‥
このアドルフが裏で囁く、誰にも気付かれずにアドルフを誘導し予言を言わせ、指導者アドルフが出来上がっている‥‥これが絡繰り」
「だが何故1つの躰に2つの人格が居る??」