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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第19章 世界を我が手に!
「エルンスト・クラフトという男が私を作り出し、此奴が私を表層意識に引っ張り上げた‥
ついでに言えば、私の予言はコンラートの知識だ、此奴の知識から予言を導き出しているにすぎん」
おやおや‥‥
影のアドルフは、簡単に応えをヒムラーに授けてしまった‥
まあ私が言う手間が省けた、その程度に思っておきましょうか。
「占星術師というのは、同時に催眠術師でもあります、私はそれを使って影のアドルフを導いたに過ぎない‥
知識は確かに私の受け売りですよ、私の膨大な知識を影のアドルフに授けただけ、どう使うかは本人次第でしたが、予言として使うとは思いませんでした」
「だが全て当てている、そして元々昼はアーリア人至情主義者‥
丁度良かったのではないかコンラート?
それに、まだまだこれからだ、私が独国1つで満足するとでも思うのか??
・・・狙うは‥‥この全世界!!」
「独国を手中に治め次は世界‥
アドルフは貪欲ですからね、そう言うとは思っていましたよ私は‥
そしてもう火種は見付けている‥‥違いますか?」
「私の知識はお前からだ、私が火種を見付けたという事は、お前は既に見付けていたという事‥
あっただろう火種が、すぐ目の前に‥‥」
「・・・
ありますね、隣の国に美味しい火種が‥
そうそう、次からはヒムラーも一緒に楽しみましょう、この世界という玩具をね」