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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第19章 世界を我が手に!
「・・世界は玩具・・
指導者の絡繰りは分かった、どちらの指導者も俺に取れば信奉すべき指導者には変わりない‥
だがゼクス、お前は何者なんだ?
指導者に知識を授けるなど、常識では考えられない」
「私‥‥ですか‥‥」
ヒムラーの疑問、それはもっとな疑問‥
私の存在を確かめなければ納得しない、そうヒムラーは言いたいよう。
「この独国に古くから存在する裏社会、裏組織、Cross sels(クロスシールズ)は知っていますか?」
「・・当たり前だ、独国国民であれば誰でも知っている‥
我々でも立ち入る事が出来ない裏組織そして実態が謎の組織、それがCross sels」
「・・・遥か古から、独国王家とCross selsは密接に関係していた、言わば表と裏‥
表が独国王ならば裏はCross sels盟主、だからこそ謎の組織とされ裏で暗躍、今は世界中に点在していますが‥
ですが頂点盟主の座は1つ、そして私はそのCross sels盟主、名くらい風の噂で聞いた事があるでしょう、金の十字架ゴールド・クルスと・・・」
「噂か迷信だと思っていた、ゴールド・クルスその名は何百年も前からある独国の噂話」
「ありますね‥
神と悪魔の間に産まれしゴールド・クルスという盟主は、人間を地獄と破滅に追い込む‥‥でしたか?
面白い作り話です」