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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第20章 テレーザと中央施設



「私もですよテレーザ・・・」


テレーザを私の方に振り向かせて、熱く濃い口付けを交わす‥


・・・気持ちの籠もらないキス・・・


そう、私は誰に対しても、ただの一度も感情のままにキスを交わした事は・・・無い。


キスを知らぬほど私は愛情が無い訳ではなく、相手の女性に対して何も思わない方の感情。



一度も本気になった事が無い‥


本気にさせてくれる女性も居ない‥


本気でのめり込むような女性に、出逢った事が無い‥


遠く‥‥遥か過去に1人だけ、私に愛情というものを教えてくれた女性が居たが、私はその女性を‥‥私自ら壊してしまった。


それからは心が動かない、どんな女性に対しても‥
もし、私のパートナーとなれる女性が現れたら、私は心動くのだろうか?



(こんな時に愚問ですね・・・)



今はテレーザの相手をしなければならず、感情が籠もらずとも女性は抱ける、それが男という生き物。



「・・・あっ・・・」


私はテレーザを軽々と持ち上げて、ベッドへ押し倒す‥
そして服を脱がす楽しみ、今日のテレーザは私服であり、シンプルながら色付きのブラウスにタイトスカート姿。


それをボタン1つ、ジッパー1つと、もたせるようにゆっくりと外し、肌が露出していく様を楽しむ。



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