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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第5章 ルークの面倒とミュンヘンの夜
「・・賢人の方には・・」
「暫くは秘密です‥
それに暗殺は良いですが、暗躍の方が止まったまま、少し私に付いて歩きますかルーク?」
暗躍や奸計は、私も得意とする所‥
入り込みたい場所もありますし、やはり私の従者という事で、ルークを仕込むのも良い。
「・・・
盟主がそうお望みでしたら、幾らでも調達致します」
「そう‥一般人より少々上‥上流階級そんな感じが一番ですか‥
主人と従者、これで何とかなりそうな気がします」
「でしたらスーツ一式に帽子と杖‥
自分はスーツだけでしょうか??」
「そんな感じですよ‥
後は多少多めの金と移動手段、場所はミュンヘンですから、ミュンヘン内を移動する物だけで結構‥‥
此処からミュンヘンまでは、私自身が移動した方が早い・・」
「自分は?
どうやって??」
「ふふ‥‥
今は秘密です、後々存分に驚かせて差し上げます」
「・・・・・」
おや?
何か不穏を感じたのか、ルークは黙ってしまった‥
まあ‥ルークの考えの方が当たりでしょうが・・・