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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第21章 ルークと盟主の契約



やっと検問所から見えた建物に辿り着き、私は周りを確認しながら休憩する事にした。



「・・・この建物は・・・変電所??」


確か、もう少し先の方に火力発電施設がある筈、此処はその中継の為の変電施設‥
とすれば、普段は電気を通すだけで人は居ない、だからああまで獣道だった。



(でも道を通った跡はあった、それも比較的新しい物‥
やっぱり誰かいるのかしら?)


懐中電灯を手で塞ぎ、極力灯りが漏れないようにして、ギリギリ自分の足元くらいの範囲だけにして建物を移動。


中には入れないが、此処から上に登り更に山の方に行けそうな雰囲気。



「建物の屋上まで登ってしまえば、灯りなんて要らない」


夜は夜でも月夜、それに満天の星空‥
これだけ明るければ、懐中電灯が無くても歩ける。


そう思い屋上に上がって見たら・・・



「・・・・・
漸く来ましたか・・・
少々待ちくたびれましたよ・・・テレーザ?」


「っ!?
何故っ!?!?」


何故!?
何故彼が‥‥コンラート様が此処に居る!?


それも、こんな山の上だというのに、何時もと変わらない姿‥
優雅に煙草を吹かし、適当な場所に座り私を真っ直ぐ見つめ・・



「・・・えっ!?」



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