この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第21章 ルークと盟主の契約



これで目的は達せられた訳だが、今の一番の問題はルークの事‥
あの大声以降、声1つ身じろぎ1つしない。



(私は‥‥失敗したのだろうか‥‥)


宝剣の刃を戻し腰に差してから、私はルークに近付く‥
‥‥息は‥‥している、それに見た目には分からないが血も止まっているのに、意識だけは戻らない。



「・・・ルーク・・・」


もしかしたら、ずっとこのまま意識が無い状態が続くのか?
そう私がやった事に、少々落ち込みそうになった時、ルークの瞼が微かに動いた。



「・・・・・・・・・盟主??」


「・・良かった、上手く・・・いったようです」


「上手く?
自分は‥‥盟主を庇い銃弾を受け‥‥えっ!?」


「銃弾は躰が異物と勝手に押し出したようですね、分かりますかルーク、貴方は私に生きたいと言った、ですから私はそれに応えた‥‥半分賭けでしたが」


「・・・虚ろながら、言ったのは覚えています、でもこれだけ血を流しているのに自分は普通・・・」


「軍服に大量の血と、銃弾の穴は開いていますよ?
それでどうです?仮眷族になった気分は??」


「仮眷族‥‥
だから自分は‥‥
本部遺跡で歴史として習いました、歴代盟主には仮眷族が居たと、そして時代と共に封印されたとも」


「それで当たりです‥
ルーク、貴方を助けるにはこの方法しか手は無かった」



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ