この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第22章 現実と悲しき別れ



「・・・
話ですが‥‥パウリーネの事です」


「パウリーネ?
パウリーネに何かありましたか盟主??」


基本的に静観‥
パウリーネを助けた後、盟主はパウリーネに対してその態度を貫いて来たというのに、今になってパウリーネの話とは?



「彼女にお願いされました‥‥居城から出たいと‥‥」


「・・・・・えっ!?」


「これは私にも責任があります‥
ルークを仮眷族としてしまった事で、パウリーネは年老いる自分に苦悩している、分かるでしょうルーク?」


「・・・それは・・・」


自分は盟主の力で年を取らない、20代中間くらいの感じでそのまま‥
だがパウリーネは今年29才、今はまだ実感は無いが何れ大きく変化する。


変わらない自分と、変わっていくパウリーネ‥
時が経ては経つほど、そこに逃れられない溝が生まれてしまう。



「"今のままの私でルークさんの記憶に残りたい"
パウリーネが私に言った言葉です、そして言葉通りに今の内に居城を出たい、それがパウリーネの願い」


「今のまま‥‥
‥‥自分は‥‥」


「何時かはお互いに辛くなる、それは分かりきっている事‥
だとしたら、パウリーネの願い通りにしてあげるのも、1つの決断だと私は思います」



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ