この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第5章 ルークの面倒とミュンヘンの夜



(やはり大戦後ですね‥
空気が殺伐としています)


大戦に負けた独国‥
建物は半壊や全壊で手付かずの場所もあるが、それでも人の活気は満ちている方。



(少し情報を探れる場所にでも行って見ましょうか・・・)


この街にだとて、上流階級というものが存在する‥


そして居城を出る前に付け変えた、この逆十字のピアスは、上流階級に入り込むには非常に役に立つ。


何の詮索もされずにミュンヘン中枢へ‥
今の社交界というのは軍人も多数、私的には情報さえ得られれば良いのだが。



(こういうのは時代問わず・・・)


昔とさして変わりない、飾り立てた人間模様‥
その私はと言えば、あまり目だたぬよう、2階の広場全体が見える場所に座り、人間観察をしながら久しぶりの酒を堪能。


このポジショニングでも、人々の話ははっきり聞こえて来る‥
これは私の特権、身体能力と同じで聴力も高い。



(・・ナチ党ですか・・)


目下の噂は、右翼派らしいナチ党の話‥
どうやらミュンヘンに拠点があるらしく、この社交界にも多く出入りしているよう。



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ