この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第22章 現実と悲しき別れ
「はぁはぁ‥‥ぁぁ‥‥」
「ちゅるっ‥
もっと‥‥パウリーネ‥‥」
・・これが最後になるかも知れない・・
その思いが自分を熱くさせる‥
元々イタリア人の自分は、一度火が点いたら熱く情熱的に相手を求めてしまう傾向はある。
勿論、そんな感情を抱くのはパウリーネただ1人だけ‥
他は演技か適当、娼館に修行に出された頃から見れば、自分もかなり使い分けが上手くなった。
欲しいのは‥
抱きたいのは‥
犯したいのは‥
パウリーネだけ、他では駄目なんだ‥
パウリーネの変わりなど、誰も勤まらない。
「・・・
脱がせても良い?」
「はぁはぁ‥‥はい‥‥」
キスが激しかったのか、パウリーネは息も絶え絶え‥
そんな中で、自分はパウリーネのドレスを脱がしていく‥‥そう思ったら?
「??
俺も??」
「私だけって‥‥」
パウリーネが手を掛けているのは、帰って来てそのままだった自分の軍服。
「自分で脱ぐから‥
武器が沢山付いていて危ない」
「・・・あっ・・・」
パウリーネが手を離した瞬間に、ドレスを下着ごと全て脱がせてしまい、自分は一度パウリーネから離れて軍服を脱ぎ出す。