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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第23章 暮れ落ちる黄昏の時



ずっと輝いていた星が・・・・・落ちる・・・その星は・・・カリスマ星に隠れていた、道化師の星・・・・・



「・・・来るべき時が来ましたか・・・
指導者アドルフの最後」


だが共に落ちる星があった、それは・・・



「・・・・・・・」


思わず感情のままに立ち上がり、私は屋根の上から跳躍する‥
行き場所はベルリン、アドルフが居る官邸へ・・・






"コツコツコツコツ"



(人が居ない‥
いや全く居ないという訳ではありませんが、あまりにも少な過ぎる‥
やはり某があった、そう見るべきでしょう)


閑散とした官邸‥
避難か逃亡したのか?


気配の中心は、官邸下の地下シェルター
気になる事は沢山あれど、ひとまず地下へと降りて見る事にした。



「・・指導者・・」


「こんな事など‥‥」


「・・・これもまた時勢、私は時勢の礎になるのみ・・・」


この声はアドルフとヒムラーとゲッペルス‥
もう腹心しか残っていない、後は全て・・


声がした扉を開ける‥
その場所は、人が数十人入れればいっぱいの場所だが、置かれているのはテーブルに皿、それにコップ。


いったい此処で何を??



「コンラートか!
もう顔を見る事も無いと思っておった」


「・・アドルフ・・」



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