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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第25章 稀少種の闇-享楽-

その前に私は確かめて見る、遺跡と同じ石で出来た壁の一面の向こう側を。
(・・・まだそのまま、廃れて触れる事すら無かったよう・・・)
"ある"と確信してから、私は犬歯で腕首を一気に噛み切った!
「っっ盟主!?」
「黙って見ていなさいルーク‥
私の方から大地に記憶を呼び起こすだけであり、出血などすぐに止まります」
ポタ‥‥ポタ‥‥と、地下部屋の石床に私の血が流れ落ち、血は大地と反応し仄かに光り出す。
「・・・この閉鎖的空間で繰り広げられていた出来事‥
享楽に堕ちた稀少種の浅ましい姿を、もう一度私に魅せなさい」
血と大地が反応し霧が立ち込め‥‥始まる、稀少種の荒廃的な最低の宴が・・
『あ"あぁ――!!』
『いやぁぁ―っ!!』
『助けて‥‥助けて‥‥』
見え聞こえて来たのは‥‥裸体の女性達の悲鳴、そして楽しむように戯れ食らう稀少種と仮眷族。
『俺はこの人間にしよう、なかなかにマ○コの締まりも良く、見える血脈は美味そうだ』
女性を四つん這いにし、ペニスを強引に挿入して笑いながら腰を振る男性。
『私はこの女が良い‥
調整体だが、躰と血の相性はありそうに感じる』
両脚を掴み最大限まで広げ、マ○コに己のペニスが挿り込む様を楽しむ男性。
『・・おこぼれを・・ご主人様・・
血を‥‥血を‥‥人間の血を‥‥』

