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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第25章 稀少種の闇-享楽-



『騒ぐな!
おこぼれくらいくれてやる仮眷族共よ』


部屋の半分以上は豪華な絨毯が引かれ、長ソファー・ベットなどが設置され稀少種の部分。


残りの石床が剥き出しの場所が仮眷族の部分で、眷族のおこぼれに与ろうと集団で平伏している。


これが眷族と仮眷族の差、超えられ無い上下関係‥
この主従関係が何千年続いた事か、私にも分からない。



『あっ!あっ!ああぁっ!!』


『良いぞ‥
鳴き感じ、血も活性化しておる』


稀少種に取って餌とのセックスは余興、目的は少しでも極上の血を吸収する為。


それぞれに側に置くナイフ、女性の血が一番活性化した時に、一気に斬り付け血を奪う。



"ズシャ!!"



『ぎゃぁぁ――!?』


1人‥‥斬られ、胎内にペニスを咥え込んだまま血を奪われた‥
これは私が何時もやる方法とほぼ同じ。



『おお‥‥おこぼれだったな、ほら残りは好きなだけ食らえ』


この頃の稀少種は、人間の血を全て奪う事はせず、ほどほどに吸収した後、不要とばかりに仮眷族に放り投げ・・



『血!血!』


『人間の血だ!!』


石床に捨てられた人間に仮眷族が群がり、牙を剥き出しにして‥‥食らう、躰中至る所に噛み付き食い千切って。



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